ブログウォッチャーのブログ

主に位置情報データにまつわるブログ

「プロファイルパスポートマネージャー」を使って、はじめてのジオフェンス体験

はじめまして。ブログウォッチャーのブログをご覧いただきありがとうございます。

今後定期的に、位置情報データやスマートフォンまわりのことを書いていきますのでよろしくお願いします!ちなみに、会社名がブログウォッチャーですが、現在はブログをウォッチすることは行なっておりませんので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。

 

さてさて、私たちのメインサービス「プロファイルパスポート」は、主にスマートフォンの位置情報データを使い、アプリユーザーに特定エリアで情報をPUSH通知したり、検知ログを収集できるサービスです。

www.profilepassport.jp

アプリ向け自社開発ツール「ProfilePassportManager2.0」では、アプリでPUSH配信する際のタイミングや反応させるジオフェンスやビーコン、反応回数の制御などを設定することができます。位置情報データを使ったターゲティング方法としては、ユーザーを検知するトリガーは大きく、ジオフェンス、ビーコンの2つがあります。(AndroidのみWi-Fiも検知可能です)今回は、ジオフェンスの基本的な設定方法をご紹介します。

まず、ProfilePassportManager2.0にログインし、ジオエリアタグ一覧、から新規ジオエリアタグ作成をクリックします。

 ↓新規ジオエリアタグ作成画面

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今回は、私たちのオフィス近く、茅場町駅半径100mの円型ジオフェンスを設定してみたいと思います。「キーワードで検索」バーに茅場町、と入れます。Google Map APIと連携しているので、茅場町エリアが拡大表示されます。

茅場町検索結果 円指定で対象エリアの半径500mがデフォルト設定

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さらに、半径を100mに狭め、「追加する」をクリックしヘッダーにある「保存する」を選択すると、茅場町駅半径100mのジオフェンスが完成しました!!

茅場町駅半径100mのジオフェンスが完成!

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こうすると、対象アプリをインストールして位置情報を許諾しているユーザーのスマートフォンがジオフェンス内にIN/OUTしたタイミングを検知することができます。PUSH通知をおこなう場合はユーザーにわずらわしく思わなれないよう回数の制御が設定できるので、例えば1日に通勤で朝夕2回茅場町を通過するユーザーに対して、朝の時間帯にだけモーニングセットのクーポンを送ることや、金曜の帰宅時間にだけ週末に使えるレジャー施設の情報を配信することも可能です。

 

ちなみに、ジオフェンスは円でなくもっと細かくポリゴン(多角形)状に設定する事もできます。あまりに狭いビルや個人の家のような規模では、うまく検知できないケースがあるのですが、ある程度の敷地面積があるエリアでしたら、円よりも細かく設定が可能です。たとえば新宿御苑にポリゴンで設定をするとこんな感じ。

新宿御苑の境界にポリゴン設定

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キャンペーン施策やアプリの特性に合わせて、効果的なジオフェンスの設定方法を探りながら、チューニングしていくことでよりやりたき構想が実現できるようになります。まずはプロファイルパスポートのデモアカウントを発行することも可能ですので、ご興味があるかたはぜひご連絡ください!