ポケモンGOでスマホの位置情報データ活用が変わる
プロファイルパスポートのプロデューサー、酒田Pです。これからポケモンGOの攻略記事、、ではなくポケモンGOと位置情報データマーケティングの関わりについて書いていきますのでよろしくお願い致します!
ポケモンGOがリリースされました
Pokemon GO、みなさんの周りでも話題になっていると思います。ご存知のように現実世界を歩き回って、位置情報を使ってポケモンを集めるゲームです。位置情報を使ったゲーム(位置ゲー)としては日本だとコロプラ、世界だとIngressが有名だと思いますがTVでの取り上げられ方などを見るとここに来てようやく「位置ゲーがメジャーになった」と言えるのではないでしょうか。
位置情報データ活用におけるよくある課題
位置情報データ(GPSやビーコンを含めて)を活用するに当たり、よくお客様から懸念を頂くのが「プロファイルパスポートを導入して位置情報活用をしようとしても、なかなかユーザが位置情報利用を許諾してくれないのではないか」という点です。
この点はご指摘の通りで、例えば位置情報を利用したクーポンなどを配信しようとしてもアプリユーザーの全員が全員位置情報利用を許諾してくれるわけではありません。位置情報データの活用に当たっては、ユーザーにとってのメリットを丁寧に伝える必要があり、適切なデータの取り扱いをしていくことで少しずつ理解が得られていくものだと思います。
ポケモンGOが位置情報データへの扉を開く
ポケモンGOがこれだけプレイされている現状、図らずもプレイヤー全員が「位置情報オン」の状態になっているはずです。今はマクドナルドの全店舗がゲーム内に登場(=ポケモンGOにスポンサーとして協賛)していますが今後は他の企業もどんどん参入し、またゲーム内にスポットとして登場するだけではなくいろんな広告やオファー機能なども追加されて企業にとっても魅力的な場になっていくものと考えられます。
マクドナルドがポケモンGOとのコラボ内容を発表。全国2900店舗が「ジム」または「ポケストップ」化 - Engadget Japanese
ポケモンGO、広告でも巨大ビジネスに 「提携店舗」受付開始へ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
この位置情報データ活用の流れは、ポケモンGOの中だけにおそらくとどまらないのではないでしょうか。位置情報を使ったゲームが流行り、そのゲームを通してアプリユーザーにメリットを提供し続けることが出来るのであれば、徐々に位置情報データに対して世の中やユーザーがオープンになっていくものと考えられます。
その結果、企業にとっては「その場所にいる、必要な人にだけ効果的に情報を届けられる」ことになり、ユーザーにとっては「自分に合った情報が自分に合った場所で提供される」という世界になっていくのではないかなと思います。
次回は具体的に、ポケモンGOの登場前と登場後で位置情報におけるユーザーの許容度がどう変わっていったかを実際の数字で検証したいと思います。おそらく位置情報の許諾率は前後で大きく異なっているのではないか(ポケモンGOの登場以降、大きく上がるのではないか)と思っています!
位置情報活用プラットフォーム「プロファイルパスポート」では自社アプリでの位置情報活用だけではなく3rd partyデータの統計解析、DMPとしての利用も可能です。詳しくは以下の紹介サイトからお気軽にお問い合わせください!